【文法備忘録】Never would have vs would never have



こにゃにゃちは☆ちびっ子番長Kazusaです(^-^)/今日はちょっとした文法備忘録です。日頃Jamesに沢山の英語Tipsを教えてもらっているんですが、なかなかまとめる事も出来ず、結構忘れてしまったりするので、自分の為にも記録に残したいなと思いました。タグ【文法】で一覧で見返せるように、書き残していけたらなと思います(やるやる詐欺の可能性ありw)

never would have done vs never did



今日のテーマは「never would have done」です。これは先日Jamesと、若い頃から二人とも随分太ったねという会話から始まりました。

ハタチそこそこまでは体重が40kg以下になる事もあった私が、「(若い頃は)自分が太るなんて想像もしなかった」と言おうと思って「I would never have guessed that I would get fat」という文を口にしました。

まず最初に入った訂正が、それを言うなら「I never would have guessed...」だよ、という事でした。neverの位置がちょっと耳障りだったよう。

その後に、もし過去に考えなかったという事実のみを言うなら、「I never guessed that I could get fat.」と言うよと言われました。

I never would have...」は自分の意識が過去に戻って、過去目線で話している感覚で、そこからストーリーが展開される様な感覚だそうです。なので、そこから話し相手を引き込むようにstory tellingをしていきたいのであれば「I never would have」を使うけど、その後にストーリーが続くわけでもなく、単にその事実を言いたいだけなら単純過去形で言うかな、との事でした。簡略化出来る所は取り敢えず簡略化しておく、ということで凄くアメリカン英語って感じですね。

never would have done vs would never have done vs would have never done




こんな風に少しややこしい文法の訂正が入ると、私は数日間はその事が頭から離れなくなります😂特に、would never have doneは絶対どこかで(テキスト等で)見たことあるし、間違っているとは言い切れないのではないかと、夜も眠れません(9時間爆睡)

そこで私はあきらめずググってみるわけです。そうすると、ネット上でも同じような質問が沢山のスレッドで聞かれていました。ここで見つけたのが「would never have done vs would have never done」でした。確かに・・・どちらも聞いたことがあるような気がする笑

ここでまたJames先生の登場です。大好きなパン屋さんビゴに出かける所を捕まえて、お腹空いたお腹空いたとブーブー言われるところを押してこの3つの文章を比較しニュアンスを教えてもらいました。

never would have done 

would never have done

would have never done

結論としては、①と②③はニュアンスの違いがあり、②と③は意味は同じでどっちでも良いと感じるとの事でした。

①never would have doneのニュアンス



①は「過去はneverだったけど現在はpossible」と今の状態までも言及しているそうです。例えば先日の会話の「never would have guessed」であれば、若い頃はnever guessedだけど、今ならguessする事もあり得る、という、過去と現在の違いを一言で言い表している様です。

②③would never have/have never doneのニュアンス




②と③に関しては、「過去はneverで、現在については言及されていない」のが①とのニュアンスの違いだそうです。neverがhaveの前後どちらに来るかというのは、恐らくアメリカ英語ではto不定詞の否定notがtoの前後どちらに来ても良い(文法が崩れてきているので)というのと同じ感覚なんだと思います。Jamesもどっちでもオッケーかなーと言っていました。

この2つはネット上でも沢山質問が上がっていて、とあるアメリカ人の方がどちらもナチュラルに聞こえると答えているのを見つけました。Jamesもこの方の答えと同じだそうです。

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まとめると



結局はどのバージョンもシチュエーションによってはありえる、という結果になりました。

never would have done ― 過去にはneverだったが現在はpossibleというニュアンス過去と現在の違いを表している。ストーリーをその後展開させる場合に使う。感覚としては過去の視点に戻ってお話している。

②③would never have done/would have never done過去にneverだったとう言う事だけを述べている。wouldが入っているので、「そういう事をするつもりもなかった」というニュアンス。

never did単に事実を述べたい場合、会話では単純過去形を使う事が多い(アメリカ/カナダ英語)。④と②③との違いは、②③はwouldが入っているので意思が無かった、性格的にそんな事しなかったというニュアンスで、単純過去形の④場合は自分の意志や性格に関係なく事実関係としてそういう出来事は過去に起きなかったというニュアンスになります。

という事になりました!こう見比べてみると、なんや、過去形でいいんや・・・と思いました(笑)アメリカ英語はそういうのが本当に多いですね(笑)

という事でnever would have doneのニュアンス説明でした!どこかの誰かのお役にいつか立てれたら嬉しいです☆

-Kazusa